世界遺産の島・屋久島に移住して、失敗したと感じるデメリットについて赤裸々に語ってみた【自然には勝てない篇】
まちるーむへようこそ!
屋久島に移住して、気付けば6年目(出たり入ったりしてるので、全部含めたら10年)のちゃんまちです。もうほぼ地元民化している私なので、屋久島の良いところと悪いところ両方をたくさん見てきました。
私が屋久島に移住して、「こういうところ嫌だ」「これ失敗した」「事前に用意しておけばよかった」と感じることを赤裸々に紹介してみようと思います!
今回はどうあがいてもやっぱり自然の力には勝てない・・・と感じることについてです。
お付き合いください。
レツゴ!
【自然の力のもとでは、人間の力は無力だな。】と感じること篇
私は自分の好みでわざわざ自然だらけの屋久島に移住しているくせに、自然に囲まれすぎるのも考え物だなと生活していて感じることがあります。良くも悪くも、自然の力は偉大です。
もしあなたが離島移住を考えていて、候補地として屋久島が入っているなとしたら事前に知っておいた方がいいよ?という気持ちも込めて挙げていきます。
①「屋久島は月のうち、35日は雨」雨が多すぎ問題
屋久島での生活のデメリットを語る上で、まず外せないのが天候についてです。
▼林 芙美子さんの小説『浮雲』の一文
「はア、一ヶ月、ほとんど雨ですな。 屋久島は月のうち、三十五日は雨という位 でございますからね。」
というくらい雨が多く、年間降水量は東京の約3倍です。
実際に毎日雨が降っているかと言われると、そうではなく晴れが続く日ももちろんあります。ただし、一度に降る雨の量がケタ違いです。
私の体感なので伝わるか微妙ですが、東京では「今日は大雨だねー。レインブーツ履かなくっちゃ!」という雨が、屋久島では「まぁすぐ止むやろ。」と大して気にならない程度になります。屋久島で大雨と言われるレベルは、バケツをひっくり返したような雨で、もちろん傘は意味がないです。大雨の時はみんな無駄な外出をしません。
この雨によって、豊かな屋久島の自然が作り出されているので好きで住んでいる私は目をつむるしかありません・・・。
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②雨が降っても降らなくても、そもそも湿度高すぎ。問題
雨降りすぎ問題と併せて、非常に頭を悩ませる湿度の高さ。
もう地形と海流の関係上、雨が多いのも湿度の高い空気が入るのも仕方がないんですけどね。いいんです、好きで住んでるから!!
湿度の高さが原因で今まで被害に遭ったのは、陽が入らない部屋の畳一面にカビが生えたり、お風呂場のタイルがすぐカビ生えたり、とにかくカビ菌が元気いっぱいになること。
それと、雨が続くと布団が干せないし家の中に湿気がたまって、畳や布団にダニが発生すること。ダニは本当に厄介です。梅雨終わりに何度ダニアースレッドをしたことか・・・。
あと個人的に地味にストレスを感じているのが、くせ毛がクルクルなりすぎる!アイロンとか頑張ってやっても、外出たら一瞬で髪の毛がうねうね~ってなる!!
もう慣れた・・・。
【対策】
・せめてもの抵抗で防カビアイテムを使う。
・布団乾燥機や除湿器を使う。
・保湿効果があると思い込むメンタルトレーニングをする。
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③離島ならでは。海が荒れると島から物が消える問題。
屋久島には小さいながらも、スーパーが5軒、ドラッグストアが2軒、ホームセンターが1軒、その他の個人商店が各集落に多数あります。(商品めっちゃ少ないけど100均もある!)
台風や強風で海が荒れると、物資を運ぶ船が欠航になり、島のお店からどんどん商品がなくなります。漁師さんも海に出られないので、お魚もなくなります。スーパーから食料や物がなくなれば死活問題なので、島民は天候が荒れることや海が荒れることをよく調べていて、なくなる前に我先にとスーパーに走るのです。
私が覚えている限りでは、立て続けに発生した台風の影響で4日間船が欠航したことがありましたが、帰りたいのに島から出られない、スーパーに行っても物がないという観光客の人たちが一番かわいそうだったなぁ・・・。
【対策】
・いつも天気予報を気にしておく。
・常に保存がきく食料を蓄えておく。
・断食してみる。
④大自然の中で元気いっぱい!昆虫たちが育ちすぎ問題。
これはもう自然が多い場所では逃れられない、虫という存在。
普段の生活の中でよく出会う虫の大きさが、シンプルにでかい・・・!!
手のひらくらいの大きさの蜘蛛とかもう恐怖で声も出ないですよ(ゴキブリを食べてくれて、害がない蜘蛛さんなので殺さないでそっとしておく)。外でバーベキューとかしてると、見たこともない大きさの蛾とか、たまにカブトムシとか飛んできます。
困るのは、噛まれるとめちゃくちゃ痛くて物凄く腫れるムカデとか、どこから入ってきてるかわからないけど勝手にキッチンに行列を作っているアリさんとか、生活していたら結構キリがないです。
私は昆虫が得意な方ではないけど、意外と慣れてきて、蛾や蜘蛛レベルならかわいいと思えるようになりました。じっとしていれば、蛾が手にのってきたりするのかわいくないですか?
【対策】
・愛でる。(害虫以外)
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今回の【自然には勝てない篇】はここまでです。
次回は、田舎ならではの人間関係や文化など、自然とはまた別のデメリット面について紹介します!
ちゃんまちでしたー!
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